《第30回中四国オープンゴルフ選手権(2000年9月1日〜2日)
広島県/リージャスクレストゴルフ倶楽部ロイヤルコース》
みなさん、やりましたよ。中四国オープンでアマチュア選手の6位タイに入り、テレビ中継でよくある芝生の椅子に座って、1人1人名前を呼ばれる表彰式に出たんです。なんという快挙でしょう!自分でも本当によくやったと誉めてやりたいと思います。上位10名は中四国ではいつも上位を占めるトップアマの人ばかりで、日本アマの常連です。そこに入れたのですから、すごいことです。しかもプロを含めて34位タイという成績でした。私が競技会に参加し始めてから最高の成績です。最高の喜びです。
8月31日、予選前日に練習ラウンドをしました。メンバーは四国のトップアマというか日本のトップアマ小峰尚宏氏と、徳島のトップアマ尾崎幸夫氏との3名による練習ラウンドです。2人のすごいショットを見ながら、そしてコースのすごさに気がひるんでしまいました。狭いフェアウェイにOBがせまり、しかもフェアウェイは前後左右にうねっている。グリーン回りは特に傾斜があって低い位置のフラットなすぐそばはOBがあるというなんともすごいコースです。練習ラウンドはもうめろめろでしたが、ドライバーだけは私たちが目指しているボディーターン打法でほとんどストレートからフェードが打てているので、なんとかなるだろうと思いました。アマの予選通過は80点ぐらいだろうと二人も言ってましたから、それなら必至に回ればいけるかも知れないと思い直しました。さて予選前半はインコースから。昨日の練習ラウンドの恐怖症が残っているので、ピン位置は無視して、広いほうへ打っていくと、そこからは急な下りのアプローチが残り、まったくよりません。当然パターも入らず6ボギーで42点。昼休みに掲示板に人だかりです。見れば-1は○○、+0は○○と名前が貼ってあります。アマの上位から数えてみるとなんと+3までに24名がすでにいるではありませんか。私はもう+6ですから、午後から-3の33で回らないと30位タイには入れません。もう恐怖症なんて言ってられません。ガンガンとピンを攻めました。するといきなり連続バーディーで-2。5番6番でボギー、後も攻めて攻めまくりましたが、パターが入らず結局後半は36でトータル78の+6でした。あーあー予選落ちかと思って上がって昼休みに見た掲示板を見ると、+6はアマでは15位ぐらいではありませんか。な〜んだあれは前半9ホールのスコアだったのかとほっとしました。結局アマ17位タイ、プロ含めて65位タイ、プロのカットラインも+6ですから、立派なものです。ホテルは一泊の予定でしたから、あわてて予約しました。昨夜行った寿司屋に予選通ればまた行きますと約束したので行くと、顔だけは知っている中国地区の選手が入ってきたので、自分から声をかけて一緒に酒を飲みました。なんと中国アマ4位の日本アマにも出場している人ではありませんか。彼に教えてもらったのは「学生やプロと回っても自分のゴルフをするだけですよ」ということです。そうなんです。学生やプロのまねはできないのです。私のドライバーは240ヤードなんです。それで良いのです。
そう納得してホテルに帰り、三田師匠に今日の報告をしました。「予選通過おめでとう」のうれしいお言葉。そして「明日は楽しんでおいで」と励ましていただきました。この「楽しんでおいで」は翌日本当に役に立ちました。
「自分のゴルフをする」「ゴルフを楽しむ」の二つの言葉を肝に銘じて、本選を迎えました。組合せは+5の若手プロ二人と、+6で私と同スコアの大学3年のアマ。ドライバーショットはアホみたいに飛ばします。アイアンも私と2〜3番手短いものを使用します。でも良いのです、「自分のゴルフをする」だけですから。そうすると前半は昨日42もたたいたインを36のパープレイ。さあ後半です、ドッグレッグのパー4を昨日のように大きくショートカットで攻めます。するといきなり深いラフに入りボギー。次のロングは2メートルを入れてバーディー。後ボギーボギーときて、7番のロングです、ビッグドライブで2打目残り215ヤード。しかしグリーンに直接乗せなければOBかバンカーです。どうしようか、と考えたときに三田師匠の「楽しんでおいで」が聞こえてきたのです。そうだ、OBでも良いじゃないか、距離的には狙える距離だ、よし!やってみよう!と決断してスプーンで打ちました。打ってから球が落ちるまでの時間の長いこと、あ〜OBかと声を出したのですが、なんと見事な2オンをやってしまったのです。本当に楽しんだショットでした。次もバーディーで後半も36のトータル72という大きな大会では初めてのスコアを達成したのです。このスコアがすごいのは同組のプロが73と76で大学生は82ですし、初日の65位タイから34位タイへと約30名を抜いたのです。初めて出た表彰式は何とも言えない気分でした。新広島テレビが9月9日の深夜に放送するそうですが、きっと私の晴れ晴れとした顔が写っていることでしょう。みなさんご声援ありがとうございました。