《2001年 5/29〜6/1 関西アマチュアゴルフ選手権/予選・決勝・4日間》
         琵琶湖CC(滋賀県)/6873ヤード・ベントグリーン・パー72》

《みなさん、そして三田師匠ごめんなさい。自爆して予選2日間で帰ってきました。》
やっと時間と心の余裕ができたので反省(ほとんど言い訳に聞こえると思いますが)を報告します。
《トップアマ原野雅光氏との組合せ》
原野氏は上手いとは聞いていましたが、(すでに日本アマ、ミッドアマ、関西オープンのシード権を持つ)スタート前に競技委員と話しをしたり他のトップアマと歓談したりと余裕の態度。それでも私もそれなりにやって来たので、三田師匠の前で何とかしてやろうと思っていました。ティーショットを打つとカメラマンが随行して来るではありませんか。それはスポーツニッポンの日系ハワイ人でここ数年ずうっと原野氏を追って取材していると言うのです。6番を終わって水野+2、原野氏−1、木村廣信氏+2、大道氏+2とそれなりのスコアに見えますが、原野氏の私たちのショットのたびに発してくれる「ナイスショット」「上手い」がどうしても私には見下されているように(本当に実力はその通りなのですが)聞こえて、なんとかしてやろう、早くバーディを取ってパープレイ近くまで持っていこう、と思うセカンドショットのアイアンが少しかぶって入り引っかけたりダフったりするようになってきたのです。7番で乗らず寄らず入らずのダボ。9番でも同じくダボの前半42。原野氏は余裕で35、木村氏39、大道氏37、4人の中で一番悪いスコアです。18ホールスルーなのですぐにインコース(三上)へ、そして悪いスウィングはそのままで、ボギーから始まりパーオンは1回きりの42、初日は84で122位タイとなってしまった。予選通過ラインは2日間計158〜159?
《予選通過は厳しくなった》
自分のゴルフにどうしても納得いかないまま、翌日7時半のトップスタートなのでその晩は草津にホテルを予約していたので練習はできずに、名も知れない居酒屋へ。携帯電話には今日の成績を聞いてくる友人が数人。笑いながら話すが、頭の中はぐちゃぐちゃになっている。明日は悪くて75で回らないと予選通過は難しいようだ。・・・ホテルで目を覚ましたのは夜中の2時半、テレビをつけたまま寝込んでいたようだ。
《三田師匠に75を目標と宣言してスタート》
競技委員席に三田師匠が座っておられるので、今日は+3の75で回ろうと思います!と宣言してスタートしていく。最初のロングホール3打目、残りピンまで135Y、風は右からの少しアゲンスト、ピン位置は左手前、8番アイアンを持ってグリーン右サイドへ、風で左へ戻ってくると計算してのショットだった。しかしボールはそのまままっすぐ右に飛んで約6〜7メーターにナイス?オン。バーディパットは打ち切れずに約1メーターショートの上りを残す。原野氏お先にのパー、大道氏入らずマーク、木村氏ナイスバーディ、水野パーパット・フックラインが右に抜けて、50cmをお先にと打つが今度は右に抜けてマーク。大道氏ナイスパーの後、水野4パット目を打つがまた右にはずし、やっと5パットでホールアウト。
《いきなり5パットのトリプルボギー8》
つまりパーオン5パットのトリプルボギー8をスタートホールで叩いてしまったのだ。後はスコアカードで分かるように前半46、後半41計87で2日間計171で154名出場中143位となった。ガックリしている所に畑中氏が駆けつけてくれた。三田師匠に「坊主モンやな」「岡山で2〜3年修行してこなあかんな」と言われてしまった。
《自分のゴルフが出来なかったのは!?》
どうしてだろう、なぜ不本意なゴルフになったのだろう・・・と、この3日間考えていました。まだ、これだ!という結論は出ていませが、最大の原因は自分のゴルフスタイルを貫けなかったことだと思います。原野氏はマッタリスウィングで、ほとんど低い球筋で、絶対にピン手前から責めてきました。乗らなくても絶妙のランニングアプローチでピンそばに寄せてきます。見ていてもすごみはありませんし、36ホールで9ボギーはあるのです。しかしバーディを7つ取っています。ダボはもちろんありません。
《作者の意図を読まないと!》
2日目三上コースの7番ロングで私がグリーン奥から小山の下りにあるピンに向かってアプローチをして、ショートした時に原野氏が言った言葉が「作者の意図通りになってる」でした。つまりピン位置を決める競技委員は“作者”(この大会は三田師匠が担当)であり、そのピン位置なら恐がって打たないだろう、そうするとまた下りが残り3パットする、勇気を持って打つ人は入ることもあるし、3パットはしない、という「作者の意図」があるというのです。私には「難しい位置にピンを切ったな」としか思っていませんでした。原野氏はショットを打つ時に“すごい球を打つ”のではなく“作者の意図はどこにあるのか”“その意図の真意を見極めてどうすればパーが取れるか”を考えてショットしているように思えます。2日目前半途中に原野氏が言った「初日アマチュアがアンダーで3人も出るとこういうグリーンの速さと位置になる」という意味も、私がただ単にパーオンを目指してショットするのとは大違いです。ヘタなパーオンよりも乗せないでパーを取る攻め方があるように思えます。
《原野氏に感謝》
この2日間は決して忘れることの出来ない記憶となるだろう。トップアマ原野氏とのラウンドは大変貴重なものを私に与えてくれたような気がします。原野様、2日間難しい顔をして回って失礼しました。そしてありがとうございました。

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